格安スマホに格安SIM、最近ずいぶん身近な存在になってきていますね。ぱぱみかんさんは夫婦揃って数年前から格安SIMに移行しました。
種類もいろいろ豊富に揃ってきてはいるんですが、中々その仕組みが分かりづらく、まだまだ大手キャリア優勢の状況に変わりなさそうです。
今回は格安スマホと格安SIMについて、先日知人にいろいろ質問された内容をもとに記事にまとめて行こうと思います。
私の周りの格安スマホ使用率
MMD研究所 の記事によると、2019年3月時点での格安SIMサービスのシェアは12.3%ということです。それ以外の8割近くの方が大手 「docomo」/「au」/「SoftBank or Y!mobile」 を使用しているということです。
確かに私の周りを見ても10人に1人居るかどうかといった具合で、私の両親も兄弟家族も昔からずっと「docomo」です。友人にも何度か勧めたことはありますが、やはり 「docomo」/「au」/「SoftBank」 を継続利用している人がほとんどですね。
ただ格安SIMについての認知度は、こちらも MMD研究所 の記事によると、 89%とうことですので、この先利用者がもっと増えていく可能性は十分にあると思います。
質問された知人というのは私の弟なのですが、毎月の支払が高いのに加えて子供がスマホを欲しがる年代になってきており、支出を抑えるために考えているということでした。
身近に使っている人が居ると敷居が低くなるので、もっとみんなが使うようになれば利用者も徐々に増えていくんだろうと思います。
「なんとなく大手が安心」「よくわからない」が多い。
認知度が高いわりに、なぜ使っている人が少ないのでしょうか。
私の弟が持っていたイメージは
- 格安SIMって聞いたことはあるけど、よくわからない
- ちゃんとつながるの ?
- 安いってだけで、サービスが悪そう
大体皆さん同じ意見だと思います。
弟に限らず、私の周りの人たちも同じイメージを持っていました。
人の脳には 「安定化指向」という特性があって、
基本的には現状維持を好み、変化することを恐れるように出来ているんだそうです。
そこから考えると、取敢えず今のスマホ環境に不満があるわけではなければ、話には聞くことがあっても、格安SIMにそれほど興味が沸かないと考えるのも自然な事かもしれません。
私の場合は大手キャリア時代にずっと不満を持っていましたので、格安SIMには興味深々だった訳です。
不満がなければ今も大手キャリアを利用しているかもしれませんね。
メリットよりもデメリットが気になる?
- 安いという事はきっと品質が悪いんだろう
- なにか裏があるんじゃないか?
- ホントにいいなら、もっとみんなが使っているはず
こういった心理も先ほどの 「安定化指向」からすると、当然の事なのかもしれません。
ここで再び MMD研究所 のデータですが、モバイルデバイス利用者のうち「契約プランの内容も、月々の料金も把握している」という人は57.3%というデータが記載されいています。
これに対して 格安SIMユーザーに絞ってこのデータを見た場合、「契約プランの内容も、月々の料金も把握している」と いう人は 75.7% になるらしいです。
私の弟の場合もそうですが、よくわからず入っているオプションプランが幾つかあるようです。
私が大手キャリア時代も必要無さそうだけど、外していいのか、よくわからないオプションに加入していました。