ぱぱみかんさんがハマった漫画の紹介、第2弾です。
お子様は読ませないでください。
今回衝撃する漫画は大人向けの漫画です。
その圧倒的な描写は、時に凄惨であり、リアルさを追求するあまり過激な描写がところどころに現れます。
お子様に読ませる事は、精神衛生上好ましくないかもしれません。
ただそれだけに、迫力は素晴らしく、時に美しく独特のタッチの画力に一気に引き込まれます。
原作 南條範夫/漫画 山口貴由
原作は南條範夫さんの歴史小説です。
Wikipediaでは「残酷ものと呼ばれる独特の作品」と紹介されています。
作品シグルイの巻末に
「男の感情が最もはっきりと判るのは、残酷になったときである。男もやさしさを示す。しかしそれはどこか芝居じみたものになる。男の場合、残酷になる時その本性が出てくる。だから男の世界を現実につかみだすとすれば、それは残酷だ」
と南條範夫さんの言葉が記されています。
同作者の歴史小説 「駿河城御前試合」、そこには寛永6年に駿府城主徳川大納言忠長を前に行われた11番の御前試合 が描かれています。
その第一話が「無明逆流れ」11番中の第一試合であり、これを漫画化したのがこの「シグルイ」となっています。
漫画は山口貴由さん。
今や本作「シグルイ」が代表作と言っても間違いではないかもしれませんが、それ以上といってもいい代表作があります。
「覚悟のススメ」作者初期の作品なので線のタッチは荒いですが、本作を読む前に、この「
覚悟のススメ」も読んでみていただきたいと思います。
この人の独特の画力があって初めて本作品は、鬼気迫る勢いを持った、読み手の手を止めない名作になっています。
書き始め
「忠長が将軍 徳川家光の実弟でありながら 自刃という名目で切腹を申しつけられたのは 大国の領主にあるまじき乱行をとがめられてのことである」
「駿河大納言秘記」に収められた 駿河城内の御前試合の記述のみが 忠長の驕暴を世に知らしめる唯一の信憑すべき記録である
駿河城城主 徳川忠長 自刃のシーンから本編が始まります。
続いて
「出場剣士十一組二十二名 敗北による死者八名 相討ちによる死者六名 射殺二名 生還六名 中二名重症」
凄惨な「駿河城御前試合」の様相が文章からも見てとれます。
役者
さてこの漫画を盛り立てる登場人物が、
虎眼流 隻腕の剣士 藤木源之助
盲目の剣士 伊良子清玄
この二人を中心に、癖のある人物が次々と現れ物語を彩っていきます。
シグルイ
シグルイ=死狂い
泰平の世において、行き場を失った剣士達が、もがく様に死へと向かって突き進んでいく、壮絶な生き様がえがかれています。
その世界にしか生きることが叶わなかった者たちの、残酷なまでに非情な現実
この作品に出てくる登場人物全てが狂っています。
狂っているがゆえの狂気じみた生き様、狂わざるをえなかった人物達の憎しみ、
電子版全15巻、息をつく間もなく読了できます。
血が苦手な人にはお勧め出来ませんが、漫画好きなら一見の価値は十分にあります。
熱い男たちの戦い・生き様
燃えます!!
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